先日引退したイチロー選手。他の記事でも「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」という言葉を紹介しました。本人も満足したようなことを言っていたので、よく言われる長年積み重ねた細やかなルーティーンが、野球を愛する気持ちがイチロー選手をとんでもないところへ連れて行ってくれたのだろう。
そして、南海キャンディーズの山里亮太さん。著書「天才はあきらめた」の一節、単独ライブを開催したときのこと、南海キャンディーズの超有名な医者ネタが、「僕たちをこんな素敵な場所に連れてきてくれるなんて・・・」と語っている。
好きなことを大事に突き詰めていくと、それが思わぬところに連れて行ってくれる。
僕のブログもそうだ。
5年前にはじめたカゴシマニアックスは、僕を東京にも福岡にも連れて行ってくれた。メディアの世界に連れて行ってくれた。20代後半まで全く意識していなかった世界だ。
テレビ・ラジオのレギュラー番組
雑誌の連載
インターネットの情報発信について公演
なろうと思ってそうなったんじゃない、出してください使ってくださいは基本的に頼んでいない、やりたいという意思は示したけど、積極的にそれを取りにいったわけじゃない。ブログを一生懸命書いていたら僕のブログが連れてきてくれた場所だ。
僕が行きたいのは、ロケットニュース24やデイリーポータルZのようなインターネットメディアの高いところで、今でもそれは変わらないけども、その道程にはいろいろなステージが待っていた。これからもいろいろあるんだろう。
間もなく平成が終わる。次の時代も順当に行けば30年前後くらい。
その頃は僕もすでに一線を退いているか、がんばっていても「そろそろ・・・」と思う年齢になっているのは間違いない。
そこまでブログをがんばっているのはあまり考えられないが、何かを書き続け、携帯で写真や動画をとり続けていればまだまだ高いところに行けると信じている。
僕の中でその高いところというのが「月間100PV」だ。これはカゴシマニアックスをはじめたころから変わらない。明確にどうなりたい、というのはないが、そこまでいけばいろいろなものを得られるはず、人生がもっと豊かになると信じている。
ページビューだけで言えば、10万、20万でまた違った景色が見える。
それはただ気分だけでなく、やらせてもらえる仕事、周りからの評価、もちろん自分も気分だけども色々変わってくる。
みなさんが大好きで一生懸命やってることは、みなさんをどこに連れて行ってくれますか?
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