インターネットのおかげか、あちこち顔を出しまくってたせいか、
僕は知り合いがとても多い。
多すぎて「こっちは知ってるつもりでもあっちはそうじゃない」「こっちは知らないけどあっちは知ってる」みたいなことが結構あるようだ。
昔集めていたトレカのコモンカードばりに名刺が集まってきて、
たまに見返してみるけども半分以上名前と顔が一致しない。
「これ一緒にやりましょうね」と言ったきり、あっちからも連絡がなかったり、こっちからすべき連絡をしてなかったりする。全部こなす時間はもはやない。
人が一度に付き合える人数は150人までらしい、ダンバー数というそうだ。
僕が付き合う150人というのを選別してみようと思ったこともあるが、それはナンセンスだ。
その時々でガツンと仕事とか遊びとかを一緒にする人がいるけど、基本的にその時だけである。
その時だけで続かないと言うよりは「これが僕らのベストなタイミング」という期間がある。
プロジェクトが終わったり、飽きたりしたらそれは終わってただの友達に戻り、お互いの150人から外れていく。
そういう風に生きていたらいつの間にか寿命にたどり着くはずだ。
それは僕にとってはとてもポジティブなこと。
沢山の人と思い出を作って死んでいきたい。
となってくると、たまにいる「ノイズ」のような存在とは付き合わなくてもいい気もしている。お互いにね。
全国各地、世界中の人と割とつながりやすい、仕事もしやすい世の中なので、付き合いやすい人とだけ付き合っていくのももしかしたら可能かもしれないなぁ。
今そんな感じ。